ループ(自走させる)
「寝てる間もAIが働く」系の投稿の実体は、だいたいここです。仕組みは単純で、同じ指示を繰り返し実行させるだけ。大事なのは指示の中身より「終わる条件」の書き方です。
/loop — 繰り返し実行
Claude Codeの中で /loop に続けて頼みごとを書くと、それを繰り返し実行します。間隔を指定することも(例: 5分ごと)、Claudeに任せることもできます。
Claude Codeの入力欄に貼る(例)
/loop 作業ログ.mdの「残りタスク」を上から1つ実行して、終わったらログに1行追記して。残りタスクが0になったらループを止めて。使いすぎが心配なら /usage で、ループごとの消費トークンを確認できます(公式CHANGELOGに「Loops breakdown」として記載)。
出典: Anthropic公式GitHub: claude-code CHANGELOG(/loop・/usageのLoops breakdown) / 公式docs: スラッシュコマンド(英語)
/goal — ゴールを渡して見守らせる
/goal はゴール(達成したい状態)をセッションに持たせる機能です。長い作業の途中経過をClaudeが自分でチェックしにいきます(チェック頻度は自動で間引かれます)。「手順」ではなく「どうなったら完了か」を書くのがコツです。
Claude Codeの入力欄に貼る(例)
/goal このフォルダの写真がすべて「年-月」のフォルダに整理されていて、整理結果の一覧が 整理結果.md にある状態出典: Anthropic公式GitHub: claude-code CHANGELOG(/goalのcheck-in仕様)
「終わる条件」の書き方(ここが9割)
ループが暴走する原因はほぼ「いつ終わるか」が曖昧なことです。次の3点セットで書きましょう:
- 数えられる完了条件: 「きれいにする」ではなく「エラーが0件になったら」
- 上限: 「最大10周、または30分で止まる」
- 記録: 「1周ごとにログへ1行」— 後から何が起きたか分かる
終わる条件テンプレ
完了条件: (数えられる条件。例「リンク切れが0件」)
上限: 最大(10)周。上限に達したら、できなかったことをログに書いて止まる。
記録: 1周ごとに 作業ログ.md に「何周目・何をした・残り」を1行追記。出典: Anthropic公式: Claude Code best practices(明確なターゲットを渡すと精度が上がる)
上級: Ralphループ(注意つき)
これは上級者向けです。同じプロンプトを外側のシェルスクリプトで無限に回し続ける手法で、考案者のGeoffrey Huntley氏自身が「うまく扱うには練習がいる」「壊れ方も派手」という趣旨の注意を書いています。トークン消費も大きくなります。まずは上の
/loop +終わる条件で十分です。
興味がある人は考案者本人の解説だけを読むのがおすすめです(まとめ記事ではなく一次情報へ)。